2010/3/3 水曜日

もうすぐ、は〜るですねぇ〜

Filed under: アイスクラミング — 廣瀬 憲文 @ 23:26:21

2月27日、そろ〜バンクーバー冬季オリンピックも終わりを迎えようとしています。東京は朝から雨、雨の入山を覚悟して八ケ岳に出掛けました。以外に天気の回復が早く、美濃戸口からは曇りでした。こちらもかなりの雨が降ったようで、美濃戸口からの登山道も雪はほとんどなく、その代わりに氷の登山道でした。いつもの美濃戸口からの下り坂もスケート場と化していて恐る恐るの歩行です。気温も今までの八ケ岳が何だったんでしょうと云わんばかりでした。赤岳山荘で一休みして赤岳鉱泉に13:20頃到着。この土日で恒例の赤岳鉱泉アイスキャンディーコンペが盛大に行われていました。27日は各予選で、11通りのルートを登ってタイム順で順位を付ける方式でした。今年も韓国からの選手が参加していました。勿論予選は上位通過です。他に韓国のガイドさんが赤岳の登頂で赤岳鉱泉に来ていて、そのガイドさんは私の知り合いのガイドさんでした。思いがけない再会でした。27日の宿泊はコンペの人達を含めて170名位は居たでしょうか、夜もコンペの映像等の観賞会が有り、遅くまで盛り上がっていました。

28日、朝からかなり良い降りの雪、それも水分を多く含んだ重たい雪でした。中岳ダイレクトリッジの登攀を予定していたのですが中止として、コンペの決勝を見ながら空いている所でアイスクライミング練習をして終了とした矢先に、大同心大滝で人が落ちて足を骨折した模様との連絡が赤岳鉱泉に入って来ました。丁度コンペの閉会式の最中だったので、そこに居た私と、八ケ岳のガイドさんと鉱泉の従業員3名で救助に向かいました。天気も回復しヘリのスタンバイもOKとのことで、大同心大滝から簡易ストレッチャーで鉱泉まで下ろして長野県警の防災ヘリでピックアップしてを行い、無事救助活動が終わりました。

1日、もう3月となってしまいました。朝から良いお天気です。朝8時に鉱泉で今日入ってくる人達と待ち合わせて、阿弥陀岳北稜の登攀に向かいました。08:35鉱泉発、北稜取り付き10:40、阿弥陀岳頂上12:00、一寸前頃から風が強くなり登頂後直ぐに下山、13:45赤岳鉱泉着、久し振りの楽しい北稜でした。

2日、厚めのガスに山全体が覆われていました。昨夜の大雨で周りの雪もかなり解けてしまいました。天気は回復傾向と云う事なので、予定通り大同心大滝のアイスクライミングに、一昨日のトレースも消えて又ズブズブ入りながら大滝へ向かいました。救助の時に回収できなかったロープ等を回収しながら大滝でのアイスクライミングを終了して鉱泉に戻り今回の八ケ岳山行は終了しました。暖かな4日間でした。特に赤岳山荘から美濃戸口までの林道もほとんど雪が消えてしまいました。本当に、もうすぐ、は〜るですねぇ〜を通り越したような八ケ岳です。

▼2日の横岳西壁と大同心大滝です。

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▼2日、登りに行った時の大同心大滝です。かなり発達しています。氷も中々硬く良い状態の大滝です。陽が当たると上部の雪が解けて氷の塊や雪が自然に落ちて来ますので、出口は要注意で身体を出す時は、要注意です。

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▼27日、コンペの予選の様子です。

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▼ビギナー決勝の様子です。赤枠から出ないように登らなければなりません。後から登ってみましたが、中々難しいルートでした。

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▼オープンクラス、男子決勝ルートです。ほとんどがドライツールでの課題でした。

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▼1日、阿弥陀岳頂上です。楽しい北稜でした。

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▼28日、大同心大滝からの救助活動です。要求者をストレッチャーに固定して搬送しています。

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▼天気が良くなったので、長野県警の防災ヘリがピックアップしてくれました。無事病院へ搬送されました。

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今回の事故も人命に関わらずに無事病院に搬送されて一安心致しました。事故にあった方の一日も早い回復とリハビリを克服して山への復帰を念じて止みません。

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