2011/8/2 火曜日

親指岩特集

Filed under: フリークライミング — 廣瀬 憲文 @ 12:32:23

昨日から8月です。本来であれば、梅雨明け10日の一番夏らしい、蝉もうるさくて仕方がない季節のはずが、梅雨に逆戻りしたかのようなドン天の日々の中、30日〜8月1日で又又小川山でした。小川山から帰宅しても東京があまりにも涼しいので、うあ〜暑い!小川山に帰りたい〜と云う気分でもありません。まさかこのまま秋になるはずもないでしょうから、夏にギンギラ太陽のもう一華咲かせてもらいたいものです。

30日、廻り目平曇り、朝雨が降っていたようで、かなりの車が帰ってしまったようです。私達も雲行きを見ながら、昼食後スラブ状岩壁に出掛けてみました。歩き始めて10分位経ってからポツリポツリが雨足が見えるようになり、到着した頃には本格的に降り始めてしまいました。まだ準備前だったので、そのまま回れ右して歩き、林道に出た辺りですっかり止んでしまいました。又降るのか、自問自答しながら八幡沢出会いで、このまま山荘に帰ると多分二度とは出掛けないだろうと読み、左岸スラブに向けて、左九十度、取舵〜ビショビショのジャーマンを横目に、かなり降った直後でも登れる、まずはトムと一緒を登りながら様子を伺っていましたが、何とか大丈夫ようなので、舞台をブラック&ホワイト、ジャーマンスープレックスに移し、下部ビショビショのジャーマンを登り、次いでブラック&ホワイトを登り、降り始める前に終了。山荘に帰って一寸してから本格的な雨となってしまいました。

31日、曇り、今日の予報はかなり悪い、午前中勝負と早めにマガスラブへ、まだ誰もいない、多少は乾き始めた可愛い女2本へTrをセット。一寸してから他のパーティーも来て、私達は、入れ替わり立ち替わりで皆さん一回は登り終えた頃にザー、前触れなしでかなりの雨があっという間にマガスラブは滑滝と化してしまいました。あわてて回収、林道も小川と化してしまいザック以外はビショビショ、取り敢えずは山荘に戻り、今日からの3人が丁度山荘に着いた時でした。雨も小降りとなり、午後からを期待して、飲みたいビールもガマン〜で、セミも鳴き始め、いい雰囲気の空模様になって来たので、此の機を逃さでおくべきか・・との皆さんの思いを汲み取り、又又重いザックを背負いスラブ状岩壁に、Hガイドパーティーはガマスラブで、我々パーティーは上のハート&ソウルへ、まだビショビショのハート&ソウルを登り、2本のルートにTrを掛けて一人が登り始め、まさにもう一人がロープをハーネスに着けようとしたその時、又雨・・・、あっという間に本降りとなり、登り途中の人はバシバシ登って回収、もう1本はゴボウで登って回収。この間数分の出来事でしたが、頭のてっぺんから、シッポノ先までずぶ濡れ、当然のごとくクライミング用具から持ち物全てがずぶ濡れ状態で引き上げ、ガマスラブのHガイドパーティーもしかり。一日で2回もこの様な仕打ちを受けるとは、今回は、天に見放されてしまいました。今日まで何回も小川山に来て、何とか登れて来てしまった報復かも知れません。山荘に帰ってから全ての物を廊下に並べて、乾きの悪るそうなものはボイラー室で乾かせてもらいました。いや〜助かりました。時間的にはまだ一寸早めだったのですが、さすがに今度はもう出かけることはないだろうとの各々の判断で、風呂ービールのいつもの流れが始まり、皆さんにとって至福の時なんですね〜。

8月1日、朝から良い天気です。予報だと午後から雨予報、今日も早めに出発。小川山レイバックから頭に立ってみたいの要望に答えるべく親指岩へ、状態はまずまず、2本のロープを引きレイバックを登り、1本はテラスまで行ってFIX、1本はレイバックへTrを掛け一回ずつ登り、2回目でFIXロープを使ってテラスまで登りました。テラスからは親指岩頭の庇下を左へトラバースして念願の頭へ到着。しばし景色を楽しんで今度はクレイジージャム側へ懸垂下降。男二人がクレージージャムへその意気込みをぶっつけるが先週と同じく、取り付きの状態が非常に悪く中々2歩目が上がらずに惜敗には程遠く惨敗。この悔しさは秋の乾いた時にぶっつけるぞ〜の気持ちを残してクレージージャムとお別れしました。小川山レイバックでは親子連れが登っていて、小学生の男の子が見事にレイバックを登っていました。御主人は多分、韓国で会っている人なんですが、名前と確信が持てずに話をしませんでしたが、我々は小指岩の五月の雪を登っている時に、話たがっていますよの事でクレイジージャムに移った家族の所へ、やはり、話して直ぐに分かりました。平成15年の春にインスボンで一緒になった私の友人と一緒に来ていたO君家族だったのです。いや〜8年振りの再会です。O君は滋賀県のクライマーで、関西方面ではかなりのクライマーです。息子さんは小学4年生だそうです。英才教育で素晴らしいクライマーに育ってほしいですね。楽しみです。五月の雪が終了、手の平岩の想い出のビスタに移り、びしょ濡れで苔生している最悪スラブを登ってタイムアップ。悲惨な目にも遭いましたが、良く登れた・・と感心する3日間でした。参加して頂いた方々、大変お疲れ様でした。

今回は、小川山レイバックの写真を多めにご覧いただきたいと思います。

▼30日、左岸スラブ。トムと一緒にのvarを登っています。

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▼左岸スラブ。B&W、ジャーマン。

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▼31日、マガスラブは滑滝となってしまいました。

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▼マガスラブから山荘に戻った所で今回の参加者一同です。

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▼ハート&ソウル。余裕の笑顔ですが、此の数分後に無情の雨が我々を襲うとは、思いもよりません。

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▼1日、初めての小川山レイバック。良く登りました。

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▼2回目のレイバック。以前よりは良く登れています。

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▼何年振りのレイバック。登れますが、まだ一寸つらいかも知れません。

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▼数年振りです。力強く登っています。

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▼今回のお気に入りの一枚です。出口に左手が掛った所。

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▼初めてクレージージャムに触ってみました。一瞬のシャッターチャンスでした。

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▼小指岩、五月の雪。悪い出だしに悪戦苦闘です。

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▼手の平岩、想い出のビスタ。ビショ苔スラブをだましだまし登ります。

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▼金峰山荘8月1日の朝食です。泊まった事のある方、お気づきですか〜、見ての通り、パン食なんです。勿論ご飯もあります。初めての試みですがこれからも続けて欲しいですね。

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▼昨秋インスボンでお会いした札幌のご夫妻と沖縄のY嬢です。こちらも再会です。札幌のご夫妻は、7月20日〜8月10日までテント生活で小川山で登っています。日本列島南北、約2.000?のコラボです。

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▼わざわざ滋賀県から登りに来たOファミリー。8年振り、小川山で再会出来るとは思ってもいませんでした。嬉しい限りです。又インスボンで会いたいですね。Y君の成長が楽しみです。

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今回は久し振りに雨にたたられてしまいましたが再会のオンパレードで嬉しい小川山でした。念願の親指岩の頭にも立つ事が出来て一寸悲惨でしたが、まずまずのクライミングでした。北海道より寒い位と言ってました。

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