東吾野 阿寺の岩場
最近開拓され、ロック&スノーに掲載された、20日、東吾野阿寺の岩場へ初めて行ってみました。後輩のガイドと高麗駅で待合わせ、一路東吾野へ。東吾野駅は、高麗駅から秩父よりに二つ目の駅です。東吾野駅を過ぎて、一寸行くと右側に自動販売機が有る一寸細めの道に入り約3?、右カーブをすると左に阿寺の岩場と書いてある道標が有る。その数十メートル先に4〜5台分位が置ける駐車スペースに駐車して、道標の道に入り少し行くと左斜めに明るく開けた岩場が目に入る。駐車スペースから2〜3分だろうか、岩場の右端が沢になっていてかなりの水量がある。飲料水用の水道も引いてあり、椅子やテーブルも設置されていて開拓した人達の苦労がしのばれる岩場だ。まだまだ人が入っていないので、開拓中のルートや、アンサウンド的な箇所は多いが、終了点はWフック付の終了点がしっかりと設置してあるので、これから使い易い岩場となって行ってくれる事を願います。これから行かれる方は、アンサウンドな部分と終了点付近に転がっている小石等に注意を払ってクライミングを楽しんで頂きたいと思います。
▼駐車スペース、左手前の道に入ります。
▼上の写真、左側の道に入る所に有る道標。此処からすぐです。
▼岩場に下りる所からの撮ったものです。右の沢は写っていませんが、大体全景。既に来ていたパーティーは、古い知り合いでした。
▼岩場の入り口にある阿寺の岩場利用規定です。良く読んでから利用して下さい。
▼奥にある椅子とテーブ、明るくていい感じです。
▼先ずは、5.9+のルートにTrを張ります。
▼右隣りにある5.9のルート、終了点から見た取り付き。
▼ルート図は、一番左のルートが?から始まっています。此のルートは、ルート図?の5.9+の核心部。縦ホールドを上手く使って登ります。
▼ルート図?、5.9のルート、取り付きから少し上。右のオレンジのヘルメットは、ルート図?、5.8のルートを登っています。
▼ルート図?、5.10bのルートの核心部。
▼ルート図?、5.11a左一歩のトラバースと、左足に体重を移動してからの右足ステップが中々シビアです。トラバースが出来ると、背の高さで難しさが違って来ます。面白いルートです。行った方は是非トライしてみて下さい。此のすぐ右にハンガーは打たれているのですが、まだ完登されてないルートガが有るようです。今回は取り付いてみなかったのですが、次回に行った時は取り付いてみたいものです。
▼上から3枚目の写真は、右側から写したものですが、此の写真は左側から写したものです。岩場の上に道が有りますので、リードが難しい方でもTrを張りに行く事が出来ます。まだまだアンサウンドな部分も多々有りますので、十分に注意を払って、クライミングを楽しんで頂きたいものです。