2011/3/28 月曜日

第五回アイスクライミングセミナーと大同心大滝

Filed under: アイスクラミング — 廣瀬 憲文 @ 10:30:26

大地震の発生から2週間が過ぎました。まだまだ被災者の皆様には大変なご苦労があります。後打ちしている福島第一原発も少しは好転しているのでしょうか、私達には明らかにできないような事が沢山出てきている昨今です。一日も早い平素の生活に戻り、国民の皆様が普通の生活が出来ればと願って止まないはずです。

私も10日振り、24日〜27日で八ケ岳に出掛けて見ました。地震以来、登山客はほとんどなく26日の週末に50名位の宿泊者で久し振りに赤岳鉱泉も活気が出てきたようです。私達は、24日に鉱泉に入り、アイスキャンディーでトレーニングをして25日に大同心大滝に行ってみました。この2日位の積雪で30?位は増えました。誰一人ののトレースの無い大同心沢に入り、膝から取り付き直下は胸までのラッセルで2時間掛って大同心に到着。気温−15℃、下部は大分埋まっていましたが、氷は硬く登った跡もほとんど消えて楽しい大同心大滝でのアイスクライミングでした。抜けた所も雪は多いのですがまだ春特有のチリ雪崩跡も無くまだまだ問題なく登れる大滝です。これからは陽射しの加減でどんどん変わって行く上部雪壁です。クライミング計画している方はくれぐれもご注意ください。

26日、27日は最終回となる第五回アイスクライミングセミナーです。26日午前中に赤岳山荘で待合わせです。私達も今シーズン最後となる赤岳鉱泉から装備品を引き上げるべく荷下げをしました。下ろす途中で名古屋のジャンキーの皆さんとお会いし、しばし話込み再会を約束して上と下へとお別れしました。私のザックは久し振りに30?位はありました。後の2人もかなり荷物は大きく、深いトレースの中を何とかオバチャンの所まで下ろす事が出来ました。セミナー参加者の皆さんが集まって来たので午後からはオバチャンキャンディーでルート設定をして楽しんで頂きました。久し振りの宿泊で美味しい夕飯を頂きました。

27日、ドピーカンの寒い朝でした。此の四日間で一番良いお天気となりました。07:10山荘出発、08:50南沢小滝の所へ到着、誰一人として登っていません。支度をしてそれならば大滝を登ってしまおうとトレースをたどって大滝へ、何と誰一人いません。誰か来る前にどんどん登ってしまえと早急に2本のTrを張って皆さんにどんどん登って頂きました。この日の南沢大滝は寒くて此の時−18℃、最初は指先がかなり冷たかったのですが登っている内に皆さん慣れてきたようです。約30mの長さ、皆さん代わる代わる違うコースを3本ずつ登って大満足で今シーズンのアイスクライミングセミナーを無事終了いたしました。参加下さった皆様お疲れ様でした。有難うございました。又来シーズン行う事が有りましたなら又ご参加下されば幸いです。

PS、南沢大滝の終了点上部に大きなデブリらしき雪塊がこの雪で隠れています。直ぐにあれが全部落ちて来るような事はないとは思いますが、春先の雪は状態が不安定となりますのでくれぐれもご注意いただき、アイスクライミングを楽しんでもらいたいものです。氷の状態としては多少軟らかくて登り易いです。大同心同様、登っている人が少ないので自然の氷を思う存分楽しむ事が出来ると思います。情報を良く聞きながらお出かけ下さい。

▼冬の八ケ岳、定点観測は今シーズン最後の写真となります。24日の写真です。大同心大滝もブルーアイス。

P3240001.bmp

▼今シーズンもお世話になりました。アイスキャンディー。

P3240015.bmp

▼25日、大同心大滝。見事なブルーです。氷も硬く自然のアイスと云うそのもです。

P3250025.bmp

▼勿論貸切です。3本の違うコースを登りました。

P3250031.bmp

▼年齢は書きたくないのですが、皆様の刺激になればと、あえて公表します。この3月で満69歳を迎えたご婦人です。素晴らしいクライミングで3本直ぐに登ってしまいました。確かに出来る環境は必要ですが、人間情熱があれば出来るんです。来年は古希同心アイスが楽しめると良いですね。拍手パチパチパチパチ。

P3250035.bmp

▼素晴らしいご婦人お二人バンザ〜イ。

P3250044.bmp

▼26日、荷下ろしをして可愛いポッコのお出迎え。カメラ目線でいい顔です。

P3270093.bmp

▼26日午後からはオバチャンキャンディーでアイスセミナーを行いました。今回は、設定ルートの練習と南沢小滝、大滝のクライミングで最終回です。

P3260070.bmp

▼今回のアイスセミナー参加者です。真ん中のかっぽう着の人は違いますよ(当たり前ですね)。久し振りにオバチャンと一緒です。27日南沢出発前。

P3270096.bmp

▼南沢大滝。中々迫力あります。前ほど発達しませんがこれだけ凍っていれば十分です。トッップページにある南沢大滝の写真のようには、これから中々ならないでしょう。

P3270101.bmp

▼3年間の懸案事項だった南沢大滝、登ってみれば大満足のアイスクライミングでした。パチパチパチパチ。

P3270107.bmp

▼今回初めて参加頂き、初めての南沢大滝です。4本頑張って登って頂きました。出口で奮闘中。

P32701291.bmp

▼皆さん思い思いに楽しんで頂いきました。又来シーズンもアイスクライミングをお楽しみ頂ければ幸いです。お疲れ様でした。有難うございました。

P3270116.bmp

2011/3/6 日曜日

第四回アイスクライミングセミナー

Filed under: アイスクラミング — 廣瀬 憲文 @ 22:12:28

弥生3月、雛祭りも過ぎて土日で八ケ岳に行って来ました。第四回アイスクライミングセミナーです。先日降った雪らしい新雪が木々に残り日に照らされて輝いていました。今回も名古屋の友人が加わり男4人で一寸早足で歩き、12:30に赤岳鉱泉に到着、13:00過ぎ頃から第四回アイスクライミングセミナーを始めました。今回は、前回の復習も含めて何回か登った後でリード練習を繰り返し行いました。丁度これもまた名古屋の友人2人が鉱泉キャンディーで遊んでいたので、久し振りの再会をして、ロープの貸し借りをしながら一緒に登りました。土曜日の夜は鉱泉もこれ又200名超の宿泊でガイドさんも沢山来ていました。これだけの混みあう中、我々はいつもの横岳の部屋に3名でゆったりとした鉱泉ライフを送りました。夜には名古屋の友人達が遊びに来て、11時頃まで飲みながらアイス談義やら雑談やらで楽しいひと時でした。

6日、朝から強風が吹き荒れ、稜線には雪煙が舞い上がり、早めに出掛けた人達も何パーティーかは登攀を断念してアイスキャンディーで練習していました。我々も昨日に引き続きリード練習した後で、設定したルートを何本か登って終了しました。アイスクライミングセミナーも残す所後一回となりました。26日、27日は南沢小滝、大滝の予定です。集大成として大滝のリードを目指してもらいたいものです。

▼5日、定点観測場所からの横岳西壁と大同心大滝。

P3050001.JPG

▼リード練習の復習、中々傾斜の強い所で行いました。かなりきつかったようです。

P3050015.bmp

▼大同心をバックに、リード練習に余念が有りません。

P3050009.JPG

▼土曜日に設定したルートです。バランシーなクライミングです。

P3050026.bmp

▼私の友人O氏が設定したルートです。

P3050029.bmp

▼皆で和気あいあいで登っています。

P3060039.bmp

▼今日設定したルートを名古屋の友人パーティーが挑戦しています。

P3060056.bmp

▼これはハング上に乗り移るルートです。ここからのバランスがひと工夫いります。

P3060052.bmp

▼名古屋の友人も今回は非常に良いクライミングをしていました。

P3060068.bmp

次の鉱泉は18日からの予定です。今シーズンはそれが最後の赤岳鉱泉となるでしょう。デポしてある荷物も今回から少しずつ下ろし始めました。アイスの季節は早く過ぎます。次回は大同心大滝へ行く予定をしています。興味のある方、ご連絡下さい。

にほんブログ村 アウトドアブログ 山岳ガイド・自然ガイドへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ クライミングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
廣瀬アルパインスクール

HTML convert time: 0.344 sec. Powered by WordPress ME