2011/2/28 月曜日

第一回、赤岳鉱泉アイスクライミングフェスティバル

Filed under: アイスクラミング — 廣瀬 憲文 @ 10:28:17

25日〜27日で八ケ岳でした。寒さも峠を過ぎたのでしょうか、今までの寒さに比べると、身体に感じる寒さも何となしにぬくもりを感じさせてくれます。東京では春一番が観測された土曜日、美濃戸口からの林道も凍っている所、雪の無い所が見られ春特有の道になってきました。赤岳鉱泉では、26日、27日と「第一回、赤岳鉱泉アイスクライミングフェシティバル」が開催されました。今まで赤岳鉱泉で行われていた赤岳鉱泉アイスクライミングコンペに参加してくれていた皆さんがスタッフとして全面協力の元、鉱泉三代目の活躍もあって大盛況で無事終了しました。沢山の方々にアイスクライミングの初体験をして頂き、このフェスティバルの目的でもある、アイスクライミングの底辺を広げよが、これから多くの人に広まって頂きたいものです。

今回は名古屋の友人も参加してもらって今シーズン初めてのアイスkライミングを楽しんでもらいました。アイスキャンディーもフェスティバルで正面側を全面的に使ったので一般講習は北側を使って行いました。此の週末も200人を超す満員御礼状態で、鉱泉スタッフもてんやわんやで応対していました。しかし、その中、事故も発生しています。25日は大同心で発生した事故で両足骨折をした若者が救助隊によって降ろされて来ました。幸いにも死亡事故と云う悲しい結果にならず救助隊の方々もホットしていたようです。他にも26日には、赤岳主稜の取り付き付近で2名が滑落して全身打撲で救助を求めたようです。その後の詳しい事は分かりませんが、帰り道で防災ヘリが何度も何度も往復していました。無事を祈るしかありません。これから登山される皆様も春先の雪崩、アイゼンの着雪での滑落、凍結でのスリップ等充分気を付けて登山を楽しんで頂きたいと思います。

▼25日、いつもの定点観測場所で、今回は大同心大滝のアップです。見事なブルーアイスです。

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▼26日、アイスクライミングフェスティバルの開催式。各メーカーさんも沢山来ていました。

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▼27日、フェスティバル、コンペ大会の模様です。皆さん楽しそうに競っていました。

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▼私達もルート設定をしてにぎやかな方の裏側でこっそりと楽しんでいました。細いルートで名古屋の友人も大奮闘中です。

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▼いいフォームでムーブをこなしています。両手はBUBUのフラミンゴ。

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▼紺碧をバックに。

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▼二人ともいい形で発進です。

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▼この角度からの写真は初めてです。上の写真の核心部を登っています。きれいなフォームが出来ています。

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▼Mt.Dax社から発売されるクライミングテクノロジーの「クリックアップキット」と云うオートロック機構のビレイデバイスです。軽量かつ軽快な使用感です。これからもっともっと色々な場面で試したいと思います。

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まだまだアイスクライミングは楽しめます。一度はと思っている方、是非、赤岳鉱泉を訪れてアイスクライミングを体感して下さい。

2011/2/21 月曜日

第三回アイスクライミングセミナー

Filed under: アイスクラミング — 廣瀬 憲文 @ 10:37:57

18日、東京は朝も大雨でした。柳沢社長の車に便乗させて頂き赤岳山荘に向かったまでは良かったのですが、先週の大雪に此の雨で林道はグズグズ状態、ジムニーに四輪チェーンでも途中何回もバック、前進を繰り返しながらやっとの思いで、何と1時間以上掛って赤岳山荘に到着。私も何回も同乗させて頂いてはいますが、この様な状態になったのは今までに記憶が有りません。赤岳山荘からは雪上車に乗り換えて林道終点まで楽をさせて頂きました。運転をしていた柳沢社長でなければ此の状態で車を入れることは不可能です。ハンドルをしっかりと握りしめている腕もパンパンになるので途中何回か腕の回復を待って運転をしていただいた柳沢社長、本当にお疲れ様でした。有難うございました。

先週の3連休に八ケ岳に入る事が出来なかったので、約1ヶ月振りのアイスキャンディーはかなり大きくなりアイスモンスターと化していました。今回が初めてのアイスクライミングとなる人を含めて午後から5時過ぎ頃まで練習に励みました。この時期になると日も伸びて一寸遅めまで練習する事が出来ます。

19日晴れ、いつもより一寸早めに練習開始、午後に入山して来たセミナー参加者も加えて、何回か登って身体の動きを良くしてからルート設定した所にチャレンジです。青色ルートは難しくないので皆さんクリアーに成功。隣の赤色ルートは中々難しいらしくクリアーならずでした。沢山の知り合い達が、20日に行われるアイスキャンディーフレンドコンペの準備とトレーニングをしていました。この日の宿泊客は140名位でかなり混んでいました。皆さん方はステーキだったのですが、私達の夕飯は、お初の豚シャブと縞ホッケが振る舞われました。美味しかったです。いや〜あ、鉱泉の夕食って、本当にいいもんですね。(映画解説ではありません)

20日晴れ、一寸雲が多めですが風も無く登頂日和です。大勢の宿泊者も朝食後三々五々目的の山を目指して出掛けて行きました。この所の雪の状態が悪く、過去の雪崩遭難の時の気象条件が良く似ているため、出掛ける人、一人一人に注意をうながしていました。女性2人は社長の勧めもあってコンペに出場する事となり、私達は予定通りジョーゴ沢に入りました。08:00鉱泉出発。いつもよりは暖かい朝に感じます。ジョーゴ沢に入りF1は雪壁と化しています。F2に向かうと4人の先行パーティーが登攀準備中、私達も準備をして左よりを登る。F2もほとんどが雪の中で、真ん中の氷も登れない事はないのですが、かなり薄くなってきています。F2の上からはトレースが有りませんでした。取り敢えず先に進んでみるとそれ程のラッセルでもなく膝下位なので乙女の滝を目指してラッセル開始。後続パーティーも続いて来ていたので途中でラッセルを交代したまでは良かったのですが、直ぐに休憩に入った為、又我々パーティーがラッセル開始、一寸深くなったラッセルを抜けて乙女の滝到着。右側は水が流れていたが、上のツララもなく、風も無いので寒さも無く登るには好条件の中を登攀、終了後又暖かそうなナイアガラの滝を目指してラッセル開始、ノドの滑滝もほとんど雪の中で歩きやすくなっています。ナイアガラの滝に着くとやはり暖かい所でいいですね。ナイアガラは、4人パーティーが登攀中だったので一緒に楽しみました。13:00過ぎに鉱泉帰着、第三回アイスクライミングセミナーも無事終了となりました。

▼20日の定点観測地点での横岳西壁と大同心大滝です。

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▼19日のアイスキャンディー。

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▼18日、初めてアイスで奮闘中。

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▼トランゴのアイスアックス。今回初めて使ってみましたがいい感じです。

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▼設定したルートの練習。此の上のバランスが微妙なんです。

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▼此の青色ルートは全員クリアでした。

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▼私の誕生祝いをしてもらいました。(還暦岩いではなく、還暦アイスでした)お客様がわざわざ運んでくれたケーキと、鉱泉で作ってくれた生ハルマキです。カムサ ハムニダです。

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▼19日の夕食は、豚シャブと縞ホッケを美味しく頂きました。素晴らしい夕食です。

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▼20日、ジョーゴ沢右股辺りです。

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▼乙女の滝、いい感じです。

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▼ナイアガラの滝。多少埋まっていますが、かなり硬いです。

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▼ナイアガラの滝上から、右から阿弥陀、赤岳、横岳、大同心の雄姿です。

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26日、27日は赤岳鉱泉主催のアイスキャンディーイベントを行うようです。これは、アイスクライミングを安全に楽しんで頂きたいのと、アイスクライミングをもっともっと知って頂きたい為のイベントです。アイスクライミング初心者であればだれでも大会に参加できますので、是非参加して楽しんで下さい。ベテランの方も是非指導に訪れて見ては如何でしょうか、温かい鉱泉で美味しい食事をしながらゆっくりとしてください。

2011/2/4 金曜日

韓国アイスクライミングと登山

Filed under: アイスクラミング — 廣瀬 憲文 @ 20:39:28

今シーズンも1月28日〜2月3日で韓国へ行って来ました。1月28日に出国、夕方の便だったので、ソウルに入って韓国友人と日程の打ち合わせをして終わりです。非常に寒いソウルです。

29日(晴れ)寒い朝です。地下鉄2号線のジャミシルと云う駅で待合わせ、小白山1.439m(ソぺクサン)のツァー登山に同行させてもらいました。ジャミシルでツァーバスに乗り、途中1回の休憩を入れて高速道路を約2時間位で登山口へ到着しました。沢山の車と人が登山に準備をしていました。この小白山は風が強い山で有名だそうです。雪道を総計35人位のツァーで出発です。皆さん見慣れないチェーン式の軽アイゼンを付けて歩き始めました。2時間位歩くと森林限界を越えて吹きさらしの尾根に出た所で急激に風が強くなりまともに歩けない状態です。皆さん傾きながら吹き飛ばされないように手摺りのロープに掴まりながら歩いていました。そこから20分位で小白山の頂上に到着。写真だけ撮って直ぐに下山開始です。下山路は登って来た道とは違う道を下山しました。又森林に入ると風はなくなり普通に歩ける下り易い雪道です。途中で茶屋で休憩をしながらバスが待っている駐車場へ到着です。皆さんが集まった所でお疲れさん会で一杯飲みながら韓国の人と色々な話が出来ました。19:30頃出発地に到着。小白山頂上での気温はー22℃でしたが、風が強いので、体感温度はー28℃位には感じられました。兎に角極寒の登山でした。

30日(晴れ)今日も同じ場所での待合わせです。友人の車で、H19年に行ったウォンジュ市のパンデと云う人工のアイスクライミングゲレンデに向かいました。友人のアイスクライミングスクールにお邪魔させて頂きました。2時間位でパンデに到着、顔見知りの皆さんと再会出来ました。前回来た時は平日だったのでほとんど登っている人がいなかったのですが、今日は日曜日、川の上には沢山のテントが張られていて既に多くの人が登っていました。ストーブや焼肉用のコンロ等を持ち込んで、おでんや焼肉をしながら皆さんクライミングを楽しんでいます。一寸前から韓国クライマーも皆さんもブランドもので決めています。韓国では、人が登っているルートの真下又は交差ラインを平気でリードして行きます。ロッククライミングでも同じなのですが、安全への取り組みが全く無されていません。私の友人にはこの様な危険なクライミング はしないように話をしています。

31日(晴れ)ソウルから一番遠い人工アイスクライミングゲレンデ、青松(チェソン)今年の1月にUIAAのアイスクライミングワールドカップが開催された所に連れて行ってもらいました。場所は、ソウルから南東へ約170km位でしょうか、片道5時間近い道のりです。自然の滝も利用した大きさは高さ約70m位で幅は100m位は有るでしょうか、日本では出来ない素晴らしいゲレンデでした。帰り道で韓国の昔の家が立ち並ぶ民俗村を観光しました。河回村と云って、一族同姓村です。今でも住んでいる人がいるそうです。日本で言えば、1500年代の家ですからそうとの年月が経過しています。安東市の辺りはリンゴの産地としてもかなり有名のようです。帰りにお土産でリンゴ一箱を頂きました。食べたら美味しいリンゴで、種類的には多分日本のフジと同じようです。

2月1日(晴れ)友人の李氏と町を観光して歩きました。今までに行った事ない町にも行ってみました。李氏の後輩が登山用具店を経営しているのでそこも寄ってみました。ロディオ通りと云って、最近はスポーツ用品のアウトレットショップが多く出来始めているとの事です。地下鉄8号線の駅です。

2日(晴れ)今日から韓国はお正月連休です。今日が大晦日となります。明日はほとんどの店が休みとなるので今日中に買い物を済ませようと道峰山、牛耳洞と買い物に歩きました。道峰山の登山口で歩いていたら偶然にもいつもインスボンに来た時にはお世話になっている崔さんに会いました。崔さんも驚いたようです。久し振りの再会でお茶を飲みながらしばし話をしてから分かれました。崔さんは友人といつも来ている道峰山の登山口まで歩きに来たそうです。お元気そうで良かったです。

3日(曇り)帰国の日となりました。今日は旧暦の1月1日韓国ではお正月です。昨夜まで騒然としていた明洞の繁華街も今日は静まり返っています。観光者向けの店は開きますがほとんどの店は休業しています。15:50金浦空港から一路羽田へ、今回の韓国は無事終了しました。又韓国での来シーズンのアイスクライミングが楽しみになりました。

▼出発前の今回の荷物です。新しく購入したオスプレーのシャトル110L良く入ります。

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▼29日に登山した小白山の案内図です。

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▼雪はたいしてありませんが・・非常に寒いです。皆さんもくもくと歩いています。

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▼後に見える小高い所が頂上です。この辺でー23℃位ありました。羽根服を着ていても寒すぎて立ち止まれません。厳しい顔をしています。

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▼小白山(1439m)の頂上。

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▼人工アイスゲレンデ「パンデ」。日曜日なので此の人盛りです。

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▼パンデの真ん中にある高さ約120mのアイスフォールです。登っている人がいましたが一日を掛けて登っていました。

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▼見ての通りこのロープの数、120m以外はTrを掛けて登っています。これだけの人が川の上に居るのですから川の氷の厚さも70〜80?はあるようです。以前来た時はこんなに厚く凍っていませんでした。

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▼骨付きカルビを焼いています。美味しかったです。

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▼青松(チェソン)の人工アイスゲレンデ。1月のワールドカップの会場です。

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▼食堂にあった写真を撮りました。チェソンの全景です。

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▼帰りに観光した民俗村(河回村)です。これは位が高い人の家だそうです。

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▼道峰山登山口で偶然再会した崔さんです。お元気そうでした。

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▼牛耳洞(ウイドン)から見たインスボンですが。もやが掛っていて見えません。

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▼2月2日の明洞の繁華街。人盛りです。

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▼3日(旧暦1月1日)の明洞です。昼近くですが、こんなに人が歩いていないのを見たのは初めてです。

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▼今回の買い物。韓国トランゴNewアイスアックスです。11日に八ケ岳でデビューします。どんな使い心地でしょうか、楽しみですね。

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▼韓国の登山者が皆さん履いていたチェーンアイゼン(軽アイゼン)です。珍しいので買って来ました。日本円で¥2.000円位でした。これはMサイズです。S〜Lサイズがあるようです。簡単装着が魅力です。

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寒かったですが楽しい韓国でした。又来シーズンも韓国の登っていない所に行きたいと思います。興味ある方は是非ご連絡下さい。

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