2010/9/13 月曜日

コロラド珍道中

Filed under: マルチピッチクライミング — 廣瀬 憲文 @ 22:53:14

4日〜12日でアメリカ合衆国コロラド州のボルダーとエスタスパークへ4人でプライベートクライミングに行って来ました。偶然にも4人の頭文字の初めがHで始まるコロラド珍道中の始まりです。

4日成田発15:55UAにて一路サンフランシスコへ、サンフランシスコ着4日09:10ここで国内線乗り換えの手続きを行い、シスコ発14:48UAにてデンバーへ、デンバー着17:50、レンタカーを借りてボルダーへ移動。長い一日がやっと終わりました。

5日晴れ。お願いしてあったガイドさん2人と10:00に会う事が出来ました。一人は、木崎のりえさんと云う日本の女性ガイドでもう一人は、ラッセル・ハンターと云う大柄の男性ガイドでした。木崎さんは今春こちらのガイド試験に受かってガイドになったばかりで、ラッセルさんの方は15年のベテランガイドです。紹介後エルドラドキャニオンへ、エルドラドキャニオンはボルダー郊外にある渓谷です。ボルダーの人々の憩いの場所と云っても良いでしょう。入口で7$の入場料を払って入ります。駐車場 から1分で取り付きです。日曜日なので人と車が多く来ています。目的のルートは道端から取り付きます。1パーティー先に取り付いたのでその後から取り付きました。先にラッセルGと橋本パーティーが登り、後から木崎Gと日野、廣瀬パーティーが続きました。セカンドで登るのはいつ振りでしょうか、ルートは5.8位のクラシッククラックルートです。岩質は砂岩、日本の鷹取山のような砂岩ではなく、こちらではサンドストーンと云ってスメアの効きが悪い硬い砂岩です。伊豆の城山のような感じの岩質です。こちらはフェースにほとんどルートが開かれてなくボルト類もほとんど見る事がありません。ナチュラルプロテクションのみのルートが多く有ります。5Pで終了点となりました。そこからは易しい岩場を歩いてハイキング道に出て取り付きまで10分で帰れます。早めに終了したので、他のルートをTrで遊んでみました。一寸長い5.9−と10dのルートを1本ずつ登ってみました。

6日晴れ、土日月と3連休のアメリカです。今日はフラットアイロンと云う岩場へ向かいます。エルドラドキャニオンの手前、ブルダーの町から良く見える、町の象徴的な岩場です。ゴルフ場とまちがえるような草原の中のトレイルを目の前の岩場に向かって歩きます。途中、自然に実っているリンゴの木をあちらこちらに見ながら約40分程で取り付きに着きます。岩質はサンドストーンで取り付きから見ると緩傾斜のスラブ系のルートです。ボルトは何本かは見えますがほとんど皆無で、所々にあるクラックにカムを入れて登って行きます。ルートはどこでも登れるようで、ラッセルパーティーと木崎パーティーが同時に取り付き違う所を登って行きます。私はアプローチシューズで登りましたが問題ありませんでした。グレード的には多分5.7位です。5Pを登ってリッジに出て、リッジを上り下りしながら最終的に25mの懸垂下降をしてトレイルに出ます。そこから又取り付きまで戻り、朝歩いた道を駐車場まで帰ります。このフラットアイロンには同じような岩場が点在していて、他の岩場にも人が登っていました。

7日晴れ、今日はレスト日兼移動日です。ボルダーからエスタスパークに移動します。ロッキーマウンテン国立公園のベーアズレイク、リッジトレイルロードの一番高い所約3.800m位の所までドライブに行きました。行く予定のロッキー山脈が目の前に見えます。さすがにアメリカの風景です。

8日晴れ、エスタスパーク郊外にランピーリッジと云う岩場が連なっています。今日の目的はそこのブックエリアと云う所のルートです。久し振りに午後から雨の降る確率が高くなっているようで早めに出掛けます。10分位で駐車場に着きます。。牧場的な所を歩くこと約50分で取り付きに着きます。準備をしてザックを木の枝に吊るします。下に置いておくとリスにかじられてしまうとの事です。今回は女性パーティーと男性パーティーに分けて登ります。途中一緒になりながら5Pのクラックを登って終了しました。感じ的には5.9位でしょうか、いたるところに同じようなクラックが入っているので、初めてだとルートファインディングに苦労しそうです。終了点からは徒歩で取り付きに戻ります。駐車場に戻った途端に雨が降り出し走り出した頃には良い降りになっていました。久し振りの雨だそうです。30分位で止みましたが恵みの雨となり、町のホコリぽっさがなくなりました。

9日晴れ、今回の一番目標としているロッキー山脈ハレットピークの岩場は天候が余り芳しくない為に中止となり、オプションで又エルドラドキャニオンの人気クラシックルートを登る事になりました。エスタスパークから約1時間、又ボルダーの町に戻りエルドラドキャニオンで待合わせました。今回は前回登った所よりも一寸遠くなります。今回も男性パーティーと女性パーティーで登る事となりました。ルート名は「ルーパー」と云うクラシックルートです。グレード的には5.8〜9で全7Pあります。基本的にはクラックルートですがフェースもあります。最後の2Pが中々面白い良いルートでした。又帰りが中々分かりづらく、易しい岩場を下降するのですが、ルートファインディングが重要です。駐車場に戻って今回のクライミングはこれで全て終了です。ガイドさんと別れて又エスタスパークに戻りました。

10日晴れ、帰路につきます。エスタスパークからロッキー山脈ロンブズピークの麓を通り途中の町ゴールデンで立ち寄りバッファロービルのお墓を見てデンバーへ、夜はデンバーの町を見て歩きました。

11日晴れ、03:00ホテルからデンバー空港へ、お世話になったレンタカーを返して06:00デンバー発シカゴへ、シカゴ発12:03、成田着日本時間の12日14:10、50分ほど早めの到着となりました。又長い帰り道となりました。帰っても日本は暑かった。

▼デンバー空港、ロッキー山脈の形です。 ▼ロッキー山脈の夕日。

CIMG9912.bmp  CIMG9913.bmp

▼エルドラドキャニオン。            ▼エルドラドキャニオンのルート。

CIMG9931.bmp  CIMG9924.bmp

▼エルドラドキャニオンのルート終了点。  ▼ボルダー、フラットアイロンに向かう。

CIMG9944.bmp CIMG9966.bmp 

▼フラットアイロン3P目。             ▼フラットアイロンからボルダーを望む。

CIMG9977.bmp  CIMG9981.bmp

▼自然に実っているリンゴです。        ▼6日におきた大きな火災です。

CIMG9967.bmp  CIMG9991.bmp

▼今回の最高地点です。岩の下はツンドラです。▼山の店で見つけたクレッターシューズです。RRなんです。

CIMG0030.bmp  CIMG0003.bmp

▼エスタス、ランピーリッジに向かう。     ランピーリッジブックエリア取り付き。

CIMG0046.bmp  CIMG0057.bmp

▼エスタスの町。                 ▼ゴールデンから見たフラットマウンテン。

CIMG0070.bmp  CIMG0200.bmp

▼ルーパールート。               ▼ルーパールート6P目です。

CIMG0117.bmp CIMG0128.bmp

▼シカゴ空港にて、お疲れ様でした。

CIMG0210.bmp

私とっては初めてのアメリカでした。やはり大きな国です。山本五十六の言葉を思い出します。

にほんブログ村 アウトドアブログ 山岳ガイド・自然ガイドへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ クライミングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
廣瀬アルパインスクール

HTML convert time: 0.241 sec. Powered by WordPress ME