| 勝ち組みのプロ代理店になる -4- |
| 相続対策に不動産がらみ基礎知識を学ぼう 保険商品のアプローチだけでは成約できない |
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【まずは自分で情報収集を】 代理店の研修会などに行っても、不動産絡みの事例が出てくると、どう取り扱えばいいのか、担当者は門外漢だからと即答を避けるし、だからといってどこに相談をすればいいのかもわからない。直接専門家に相談するのもいいが、海のものとも山のものとも分からない話をどう聞けというのか。 唯一の解決策は、自分で情報収集や勉強することだ。お客さまのところで何か相続がらみで問題をぶつけられた場合、誰かに相談するまえに、自分で調べる。 |
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【遊休地事業化で保険料捻出】 相続税の納税は金銭が原則なので、手持ちのキャッシュではとても賄いきれない。延納か物納しかないのだが、納税者有利な納税方法が認められているわけではない。延納によっても金銭での納付が困難な場合に物納が認められるが、それには複数の要件を満たす必要があり、その1つに「物納財産が管理または処分に適するものであること」といった項目があり、基本的には流通性のないものは物納の対象にならない。常識的に分かりそうなものだが、なぜか判断が甘くなってしまう。 つまり、消去法で自分の住まいや事業用地などを残し、最後に残ったモノで物納をしょうとする。しかしそれは多くの場合、問題含みなのだ。 |
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【ロードサイド店に貸す】 都内の農地ならマンションでも、と提案したいところだが、場所的には使途が限定されてしまう。最終的には、リスクを最小限に抑えたいとの意向を反映し、ロードサイド店に土地を貸すことになった。 さらに土地を一般的な方法で貸すだけでなく、事業用の定期借地権方式にしたい、ということになった。当事者との関係をドライに、契約期間も20
年とし、自分たちが生きている(だろう)うちに、満期を迎えることで契約がまとまった。 借りる店も決まり、月々200 万円弱の賃貸料と保証金が入ってくるようになった。その資金で、延滞している1 次相続の税金を全て納めれば、次の問題は2 次相続にどう対応するか、といったことになる。もちろんフローの資金が相当入ってくるようになったので、これで賄えるが母親に生命保険の手当てをすることを提案した。 基本的にはいつ相続が発生するのはわからないので終身保険で、ということに話がまとまったが、年払いにするか、一時払いにするかで悩んだ。 10 年後に相続が発生したと仮定すると、保険に加入することで1,800 万円ぐらい相続評価額が増える計算だったが、間違いなく現金が入ってくることで納得した。 竹やぶを更地にしたあたりから、「動きがあるのかな」という感じで保険会社の営業職員や代理店も来ていたようだが、アプローチも通り一遍の2次相続対策や長男の死亡・医療保障といった一般論に終始してしまったようだ。月々のフローが分かっている部外者は、顧問税理士ぐらいのもので、それを保険のプランニングと摺り合わせていくのだからアプローチの精度が違う。 |
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【新契約には結びつかなくとも】 同社は、相続の評価を土地保有特定会社としてやらなければならず、2 度続けての相続発生に多少の優遇措置があったとしても、一家は追い詰められていった。つまり土地の評価そのものが自社株の評価になってしまうため、何のために法人化しているのか、今となってはメリットが見いだせないような状況だった。 恐らく先代が法人化したのも、相続税の負担軽減を狙ったものだったのだろうが、バブルの崩壊・景気低迷でテナント契約が次々と解約、収入が落ち込んだり、子供が自分の後を追うように他界するとは想像していなかったに違いない。 ある人の紹介で初めて訪問したときは、ビルを維持していくための運転資金も底をつきどうしようか、と失意のどん底にいた。とりあえず、預貯金以外に現金化できるものがないか、有価証券、ゴルフ会員権、保険契約書を出してもらった。 一般的には忌避されがちだが、大手業者は潤沢に資金を持っているところも多く、好条件で入居してもらえた。空室はほとんど同業者で埋まってしまった。町中でも、一つのビルに消費者金融がかたまって入っているビルを見かけるが、入居可能なビルにどうしても集中してしまうのだろう。 いずれにしても、思った以上にテナントを埋めることができ、事業の継続も可能な状態に戻ったのだが、売却の意向は変わらず、不動産M
&A (企業の買収・合併)で売ることになった。 そのため売却価格を安くすることで、買い手を早く見つけることができた。 |
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